はじめに
お陰様で、九州大学健康科学センターの健康外来歯科口腔内科における「いきいき老人研究プロジェクト」の中で天啓のまぶしい光のごとく与えられた「歯は臓器」の気づきを基点に始まった歯臓革命も15年の歳月と6000症例を超える臨床研究が達成されました。それによってさらに歯の真実が見えてきました。歯末梢説の逆風の中、さまざまな試練を乗り越えながら、ここまで到達できましたのは、ひとえに多くの方々のご支援とご厚情のお陰です。ありがとうございます。
単に歯は食べるためだけの末梢の道具ではなく、内的な臓器としての機能を有し、全身とつながりそして脳中枢神経系、さらにはその奥底の超越的な潜在意識領域にまで密接に関係していることが確信されました。詳細は、拙著をご覧いただきたいと思います。この「はじめ」にの後に、ご参考までにそれらを紹介させていただいています。
歯そして口は文字通り入り口であり、全ての始まりであり原点だったのです。「神は、神に似せてヒトを創られた」と聖書に記されています。そのヒトの人体のモデルとなった本来の原点、神なる体に限りなく近づけていく鍵が、歯にありそうです。歯の究極の命における役割は、「カミアワセ=神合わせ」だと今では考えています。
歯科治療を行う際、単に虫歯や歯周炎などの表層的な歯の異常のみに目を奪われるのではなく、歯の欠損や噛みあわせの異常そして不適合物質の存在など咀嚼機能の優劣の視点からだけでは判断できない歯の裏側とも言うべき臓器として口腔内科的な健康状態についても診断し、歯科治療を行うことが大切です。表と裏の両面から診るのです。それがなされない時、表面的には歯は健康そうでも、実ははじめに歯の秩序は狂わされており、命の秩序は乱れ本来の原点からどんどん遠ざかり、人体小宇宙の調和は失われ大宇宙とのつながりも失われていくのです。それはひいては社会、人類全体の狂いや乱れにつながっていくでしょう。心身に不調があるとき、まず歯に問題がないか、歯の秩序が乱れていないか、疑ったほうが良いでしょう。なぜなら今の「歯末梢説」の歯科診断では、本当は歯の裏側ともいえる口腔内科的な問題があっても、外見的に虫歯や歯周炎が無く、咀嚼機能上一見健康そうと判断されると、誤って 健康 、 異常なし と診断されたり、単に外見上や咀嚼機能の改善レベルの歯科治療のみで終えられていることが多いからです。
新車の購入に例えると、外見的なボディーの凹みやキズそして美しさ、そして座席の座り心地のみで判断され、最も大切な車としての本質的な機能であるエンジンやブレーキの性能や働き、あるいはハンドルの操作性など、肝心の車の真の機能がチェックされずに車が引き渡されているのです。
単に歯は食べるためだけの末梢の道具ではなく、内的な臓器としての機能を有し、全身とつながりそして脳中枢神経系、さらにはその奥底の超越的な潜在意識領域にまで密接に関係していることが確信されました。詳細は、拙著をご覧いただきたいと思います。この「はじめ」にの後に、ご参考までにそれらを紹介させていただいています。
歯そして口は文字通り入り口であり、全ての始まりであり原点だったのです。「神は、神に似せてヒトを創られた」と聖書に記されています。そのヒトの人体のモデルとなった本来の原点、神なる体に限りなく近づけていく鍵が、歯にありそうです。歯の究極の命における役割は、「カミアワセ=神合わせ」だと今では考えています。
歯科治療を行う際、単に虫歯や歯周炎などの表層的な歯の異常のみに目を奪われるのではなく、歯の欠損や噛みあわせの異常そして不適合物質の存在など咀嚼機能の優劣の視点からだけでは判断できない歯の裏側とも言うべき臓器として口腔内科的な健康状態についても診断し、歯科治療を行うことが大切です。表と裏の両面から診るのです。それがなされない時、表面的には歯は健康そうでも、実ははじめに歯の秩序は狂わされており、命の秩序は乱れ本来の原点からどんどん遠ざかり、人体小宇宙の調和は失われ大宇宙とのつながりも失われていくのです。それはひいては社会、人類全体の狂いや乱れにつながっていくでしょう。心身に不調があるとき、まず歯に問題がないか、歯の秩序が乱れていないか、疑ったほうが良いでしょう。なぜなら今の「歯末梢説」の歯科診断では、本当は歯の裏側ともいえる口腔内科的な問題があっても、外見的に虫歯や歯周炎が無く、咀嚼機能上一見健康そうと判断されると、誤って 健康 、 異常なし と診断されたり、単に外見上や咀嚼機能の改善レベルの歯科治療のみで終えられていることが多いからです。
新車の購入に例えると、外見的なボディーの凹みやキズそして美しさ、そして座席の座り心地のみで判断され、最も大切な車としての本質的な機能であるエンジンやブレーキの性能や働き、あるいはハンドルの操作性など、肝心の車の真の機能がチェックされずに車が引き渡されているのです。