教養新書
ワンラックカー(30万円自動車)の衝撃と新「ガンダーラの道」構想
- 著者:岩間 正春
- 新書: 147ページ
- ISBN-13:978-4903859101
- 発売日: 2008/4/15
- 定価:1,050円
2015年その時の人口予測は中国14億人、インド13億人。一人頭の年間所得を3000ドルと定義した「中間富裕層」が現在の伸びでいくと、ほぼ中国20%、インド10%になる可能性があり、2億8千万人と1億3千万人の「巨龍」と「巨象」のビジネスがアジアにおいて展開されることになる。 そのインドでワンラックカー(30万円自動車)が製造される。現在、アジア13国で2億4千万台のオートバイが普及しているが、この10%がワンラックカーに切り替わったとしたら、どうなるか? 2007年度の国内自動車販売台数は中国879万台、日本535万台。この2国分の倍の車が、ある時期、アジアで流通するとしたらどうなるか? 環境問題は大丈夫なのか?鉄鉱石などの資源は大丈夫なのか? 本書は近未来の予測も踏まえたアジア論でもある。
著者について
岩間 正春(いわま まさはる)
1954年宮城県生 1978年早稲田大学商学部卒 同年4月住友商事入社、以降一貫して物流を担当する。1988年12月よりドイツ住友商事駐在、駐在中の91年10月にスミトランス欧州を設立、副社長。1998年7月よりインドネシア・ブ カシコンテナターミナル社長(在任中後に社名変更、現在はインド・サミット・ロジスティクス)、2002年8月に帰国、物流企画部副部長、スミトンランスジャパン社長補佐などを経て、07年1月に退社。同年2月より「物流工房 (株)オフィスイワマ」を設立、代表。
本の中身を少し見てみる
正誤表
序章
P1・16行目
P2・ 3行目
- (誤)大田財政金融政策担当大臣
- (正)大田経済財政相
第1章
P21・23行目
- (誤)今では相談役退いた
- (正)今は相談役に退いた
P23・3行目
第2章
P33・13行目
- (誤)天津・青島が港の窓口になる
- (正)天津・青島が北京の窓口になる
P34・18行目
P36・1行目
第3章
P46・2行目
- (誤) 出を振り返って
- (正)(2文字左に詰める)
第5章
P75・12行目
第6章
P86・14行目
第7章
P90・12行目
P91・17行目?
- (誤)この国に生命線である。
- (正)この国の生命線である。
第8章
P100・3行目
- (誤)センターの支援のため
- (正)センター支援のため
P104・4行目
第9章
P110・16行目
P136・17行目