卒業論文の作り方 複合領域分野における経営学研究の進め方
著者:岸野 清孝 (著), 山田 尚史 (著), 佐々木 桐子 (著)
近年、複合領域分野において経営学教育が施される場面が増えてきている。その一つが、情報関連分野であり、編者達は、学生の卒業研究・卒業論文を毎年、指導している。ほとんどの学生は、作成作業の全体像が見えないことが原因で、研究テーマが設定できなかったり、適切な方法を選択できなかったりするという共通の悩みを抱えている。 本書は、卒業論文の着手前に、1そもそも卒業論文とは何か、2どのようにテーマを設定するべきか、3どのような分析方法があるのか、4どのようなものを作成すると卒業論文として認められるのか、5そもそも、なぜ、卒業論文を大学で作成する必要があるのか、の5つの問いに具体的な研究例を示すことにより答えている。
岸野 清孝(きしの きよたか)
山田 尚史(やまだ ひさし)
佐々木 桐子(ささき とうこ)
1996年東洋大学大学院経営学研究科修士課程修了。同年4月から1998年3月まで名古屋大学大学院経済学研究科大学院研究生。同 年4月から2001年3月まで名古屋大学大学院人間情報学研究科博士後期課程在籍(2001年3月単位取得退学)。同年4月新潟国際情報 大学情報文化学部専任講師。経営学修士。