技術インテリジェンスの基礎と応用

【知の偉産シリーズ】 人文00003 【四六判】技術インテリジェンスの基礎と応用

  • 著者:高橋 文行 (著)
  • ISBN-13:978-4864740173
  • 発売日:2013/6/10
  • 定価:2,625円

 
グローバリゼーションの進展とビジネス環境の複雑化・多様化の加速により,企業がグローバル競争の中で勝ち抜くためには,より迅速で適切な意思決定,経営判断が求められている。現在,企業においては,ヒト・モノ・カネの他に,情報を付加したものが経営資源として認識され,浸透してきた。企業が市場で競争優位に立つためには,よく知られている言葉ではあるが,「敵を知り,己を知らば百戦危うからず」が基本でもあると考えられる。そのためには,強い倫理観の下でビジネスに関するインテリジェンス活動が,組織的行われることが極めて重要である。企業等の組織における意思決定,あるいは業務の効率化,そして創造的なアイデアを生み出すために不可欠な「情報」を,いかに活用し,その価値をいかに高めるかが,企業競争力を大きく左右するものと考える。
グローバルで熾烈な競争において,日本企業が優れた革新的商品を開発・製造・販売しても,利益に結びついていないのではないかという疑問がある。特に,研究開発効率の低下が大きな課題として指摘されている。
本書の目的は,経営学と情報学の視点から日本企業の競争力低下要因について考察すると共に,新製品開発における競争を優位に導くために特化した技術インテリジェンス活動(競合情報の収集・分析・評価から活用までの一連の活動)の在り方について,体系的な研究により,「効果的な競合情報の収集・分析・評価の手法と実施手順」を提案する。
「実証研究」においては,多くの日本企業が,技術・研究開発そしてものづくり能力は,世界水準から見ても高いにも関わらず,優れた技術力を業績に結びつけることができていないことに着目する。特に,競合企業に勝つために必要な技術・新製品開発に焦点を当て,技術情報の収集・分析・評価と活用に関する事例研究そして実証評価を通し,本書で取り上げた提案手法と実施手順の妥当性と有効性について論究する。
本書の成果は,企業活動にとって極めて重要でありながら,日本では充分に理解されていないインテリジェンス活動の内容を顕在化したものである。また,競合情報の収集・分析・評価とその活用としてのインテリジェンス活動の普及及び推進に有益である。また,学術的のみならず実務的な意義もある。国際社会における競争力を高め,新製品開発に関する研究の発展に貢献することが期待できる。

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【知の偉産シリーズ】 人文00003 [DVD-ROM]新製品開発の競争力向上に特化した技術インテリジェンス活動に関する研究【知の偉産シリーズ】 人文00003 [DVD-ROM]

  • 著者:高橋 文行 (著)
  • ISBN-13: 978-4864740166
  • 発売日: 2013/5/27
  • 定価:1,260円

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著者について

高橋文行

日本経済大学経済学部経営学科准教授。
1964年中国生まれ。
東海大学大学院電気工学研究科修士課程修了。日本大学大学院MBA。
静岡大学創造科学技術大学院情報科学専攻博士後期課程修了。博士(情報学)。

日系、外資系のグローバル企業において設計開発、応用技術、製品マーケティング、マネジメント職など約20年間の実務経験をした後、日本経済大学渋谷キャンパスの非常勤講師を経て、2013年4月より現職。

経営情報学会、日本コンペティティブインテリジェンス学会、米国SCIP (Strategic and Competitive Intelligence Professionals) 会員。2008年-2012年中国南開大学多国籍企業研究センター客員研究員。