楽器の研究よもやま話 ~温故知新のこころ~

一般教養ブックス
楽器の研究よもやま話 ~温故知新のこころ~

  • 著者:村上 和男, 永井 洋平
  • 新書:171ページ
  • ISBN-13:978-4903859415
  • 発売日:2010/7/6
  • 定価:1,890円

 
 

楽器を改良・開発するためには「良い楽器とは何か」を科学的に追究しなければなりません。
楽器からどのような原理で音が出て、それがなぜ人々を感動させるのか、今以上に「良い楽器」を作るためにはどうすれば良いかを、厳しく冷静な目で分析していきます。
本書は、楽器メーカーで長く研究開発に携わってきた著者が紹介するエピソードを通して「良い楽器とは何か」を考えるものです。

著者について

永井 洋平(ながい ようへい)

1938. 東京都に生まれる。1960. 日本楽器製造(現ヤマハ)入社。管楽器、ピアノ、電子楽器、弦楽器、打楽器の研究に従事。楽器研究所所長。1998. 音響コンサルタント ソシエテ・ナガイ開設。日仏文化交流の活動。2001. 楽器創造館館長就任

村上 和男(むらかみ かずお)

1945. 愛知県に生まれる。1968. 日本楽器製造(現ヤマハ)入社。管楽器、打楽器、ピアノの音響研究と電気ピアノ、自動ピアノ、バイオリンなどの開発を担当。2001. ミクムス研究所創設、ウェブ上で楽器創造館を主催。2008. 博士(工学)