長寿ファミリー企業における自然災害リスクに対するレジリエンスに関する考察
【知の偉産シリーズ】理工00006 DVD-ROM
石井 洋之 (著)
近年、経営学において注目されている「レジリエンス」と「ソーシャル・キャピタル」をキーワードとして「日本の中小ファミリー企業が災害で被災しても倒産しない要因は、組織能力であるレジリエンス(再起力)を保有し、『見えない資産』であるソーシャル・キャピタル(社会的関係資本)を蓄積しているからである」という仮説をたてた。
レジリエンスの構造やソーシャル・キャピタルとの関連をあきらかにして、現代の中小企業の自然災害に対する新たなリスクマネジメントへのインプリケーションを提案する。
石井 洋之(いしい ひろゆき)
1946 年 静岡県静岡市生まれ
1970 年 横浜国立大学経済学部卒業
同年 安田火災海上保険(現 損保ジャパン日本興亜)入社
2003 年 損保ジャパン選択定年(57 歳)
2004 年 IST 経営コンサルティング(個人事業)設立
2004 年 静岡県立大学社会人聴講生・大学院入学
2008 年 静岡県BCP普及研究会副会長就任
2010 年 静岡大学客員教授就任
2012 年 静岡県BCP コンサルティング協同組合設立:理事就任
2014 年 静岡県立大学大学院博士後期課程修了・博士(学術) 学位取得(テーマ:長寿企業のリスクマネジメント)
2016 年 静岡県立大学客員共同研究員就任
資格:中小企業診断士・IT コーディネータ・ISO 審査員補