6万円で創る究極の音 エッセンス版

6万円で創る究極の音 エッセンス版    井上 春樹 (著)

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  • 本体価格1,500円(税別)
  • POD版: 126ージ
  • ISBN-13: 978-4864741569
  • 発売日:2021/10/18

内容紹介

本書は、1940~60年代に製作された主にドイツの民生用スピーカーユニットとそれを使用したシステムについて紹介することを第1の目的としています。
筆者の55年に及ぶオーディオ熱中時代の結論として「中小音量ではドイツ製ビンテージユニットによるシステムを製作することにより、他の多くの高価なシステムに勝るとも劣らない究極の音質を持つスピーカーシステムを6万円以内で実現出来る」ということです。それを可能とする主たる要因はユニットの持つ驚異的な性能と音楽性によるもので、現代では簡単に実現できないものです。それを知っていただくことが第2の本書の目的です。
「数百万円をかけて現代最先端のスピーカーとアンプを手に入れたが、期待とは裏腹の生気のない音を聴かされて失望している音楽ファン」の方にも是非参考にしていただきたいと考えました。筆者は1500システム以上のシステムを開発、製作、レストアしてきました。本書ではそれらのうちから特に音が良いという評価を得ているシステムを紹介しています。
本書は、カラー写真を豊富に活用しましたので、ユニットの詳細構造やシステムの外観などが分かりやすくなっており、見ているだけで楽しい書籍になっているかと思います。本書で紹介しているユニット、システムにご興味を持ちましたら、それらを入手していただき、ぜひ「究極の音」を体験してみてください。

 完全版(340ページ)はこちらから

 

著者について

井上 春樹(いのうえ はるき)

スピーカー愛好家、ビルダー、ベーシストとしての略歴
1953 年、山梨県甲府市生まれ。
12 歳の頃からスピーカー製作を開始。
1974 年~東北大学JAZZ 研究会でベーシスト(コントラバス)として演奏活動を開始。
仙台を中心に主にコンボJAZZ 演奏を推進。ハードバップ、メインストリーム系JAZZミュージック中心。
2020 年現在もYAMAHA サイレントベースで演奏を継続中。
1990 年代にJBL4343 による大型4Way システムで本物の音を知る。2000 年頃からヨーロッパスピーカーシステムの素晴らしさに目覚め、システムの研究を開始。
2007 年頃にドイツ人教授に出会い、ドイツを主とするビンテージスピーカーユニットを使用したシステムの開発を開始。
上記の期間で合計1,500 システム以上のスピーカーシステムを設計、製作する。並行してJBL ビンテージ業務用ユニットで、大音量用究極システムを追求。現在に至る。
「JAZZ & オーディオ工房 HAL1953」を主宰